ゆらゆら 何も知らずにそのまま 体ゆだねて ゆらゆら 僕はまるで子供で 君はとても懐かしい 記憶の中で笑う 夢のよう 優しさ溢れている ゆらゆら 甘い思い出そのまま 今も胸に抱いて 綴る言の葉くだけて 星になって眠るんだ 月影ゆれている 朝(あした)まで 寝息数えている ゆらゆら 今は春の花びら すぐに夏の木漏れ日 やがて秋の葉の音 そして冬の白い息 曇った窓に書いた 「ありがとう」 幸せ溢れている ゆらゆら