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君の髪小さな冬の街角で小さな風がからまっていた
冬という季節はまるでそのものが箱に入ったケーキみたいだ
口づけをしながらちょっと思い出すさっき二人で食べてた蜜柑
不確かで壊れてしまいそうだから愛をなおさら捧げる僕ら
ブレーキをゆっくり握りしめたのは君と僕との時間のために
君のこと好きなんだって告白を箱にも入れず渡せないまま
静まった時のはざまにこっそりと君が笑える言葉を探す
願い事なんてしたことないけれど今夜こうして君に届いた
粉雪が降ってなくても今宵こそ君に聞かせてあげたいSONG
指先で窓辺にスノーマンを描き今夜は君を待っているから
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