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目の前を今日もし鳥が飛んだなら追いかけ君に逢えるだろうか
人混みを消してしまえる魔法とかなくても君をすぐに見つける
君に会うまでに切符が手の中で折れ曲がってた駅の階段
真っ白な世界に少しオレンジの色を足してる君との冬に
おんぼろのソファーのバネで宇宙まで飛べないボクはキミと転がる
純粋にして単純な世界へと君と二人で飛んで行きたい
オムライス二人でわけた瞬間が忘れられない場面になった
信号が今度変われば行くからと言いつつ午前三時の二人
夕焼けが映写機になり映すのは君と歩いてるだけの映画
君の目の前の世界が夕焼けに染まり切ったら好きと言わねば
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