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カナリアが唄を忘れた訳じゃなく俺がその唄忘れただけで
僕達は水族館の魚よりグルグル回り恋に溺れる
傾いた心の中で転がってコツンと君にぶつかる想い
瞬間を切り取るように見つめてる僕らはいつも途中の二人
何もない空をきれいと言う君の不思議な感じ月曜の昼
ちょっとだけ短い髪にした君を独り占めするこの部屋の中
窓際に座った今日は雨の日で泣き顔っぽくガラスに映る
小さくていつかは消える悲しみをうっかり僕は握り締めてた
猫の子に惚れてしまった野良犬がどこにも行けずガレージにいる
天国のかけらがここに落ちてきて生まれたのかな僕らはみんな
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