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水たまり揺れ映る雲見つめてた流れるような君との時間
無意識に書いてしまった物語みたいな君と僕のあらすじ
恋染めの何とも言えぬ林檎色っぽいジュースを君から貰う
座ってる君のかたちとカーテンと風にゆれてる髪を見ていた
ぎりぎりのところでちょっと止まってる時計のような二人の気持ち
音のない世界で耳を澄ますよう君の言葉を待っている時
君のこと気にして過ごす時間とかどうしたものか雨の土曜日
黄昏れる暇さえ僕に与えない君を夕暮れ泥棒と呼ぶ
星のない夜空だったとしてもまた流れる思い見つめる二人
真夜中にビールを買いに行ったんだ帰りに冬の星座見上げた
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