top of page

45

 

会えないと分かっていても何となく会える気がしてあの日の街へ



不思議だねどこかできっと繋がっていると思えるこの感覚が


平日にひとりで観てる映画とかあるいは僕の片思いとか


雨はもう降ったり止んだりするだけで僕らかまわずただここにいる


悲しみにどこか似ている感情で僕は僕とか君を扱う


ごくまれに静かになった真夜中のガードレールに腰掛けたくて


惑星が空で迷子になるようなそんな感じで君を探した


追いかけてみたいがそっとしていたい君が住んでる月の裏側


まだ焼けるような西日に目を閉じてまだ終わらない君との季節


ぼんやりと明け行く空に残ってる星座をちょっと追いかけてみた

 

 

bottom of page