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地下鉄の出口を出れば灰色の僕らの町に雪が降った日


不意打ちでaikoの歌を聞いちゃってあなたの声を乞う虫になる


真夜中のトンネル堕ちて加速して分からなくなる恋の感覚


足りなくて余ったものが多すぎる心を掃除してくれた君


今日はあの雑貨屋で君宛てに出すポストカードを探してました


昼休みだけでもちょっと風に乗り君の町まで飛んで行きたい


雨が降るけど今日君に会えるから嬉しくて傘クルクルしてる


ここにある信号機だけ違う色しているような待ち合わせ場所


犬の絵が可愛いねって言う君にトナカイだよと言えない聖夜


寒くなれ寒くなったら窓際で君の温度を抱きしめさせて

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