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神様がチューニングしたかの様にクリアな街で君を見つけた
悲しみに限ってどこか優しげな匂いを秘めていたりするから
出来るだけ優しい言葉捧げたい君の記憶に降り積もるから
幸せがここにあるって思うとき隣に君がいたらいいのに
君に会う明日のために生きている僕は未来と繋がっている
泳げないふりする金魚みたいにね僕はあなたにすくわれたくて
あの空の星を掴んでポケットに入れて君だけ喜ばせたい
雨のない空に相傘したくなる君の世界に落ちた水曜
手を繋ぐ余裕もなくて気付いたら指を掴んでいた帰り道
かじかんだ指先よりも何よりも全てを包む君にただいま
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