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この歌を風に流してみたくなる君に捧げるスタンド・バイ・ミー


透明になってしまった思い出を風に探しているこの季節


君とまた儚いほどにすれ違うたとえば僕は堕ちる惑星


オレンジとグレーが混ざる夕暮れを歩いて僕らブルーに染まる


シャツの袖つまんで欲しい誰からも見えないように愛して欲しい


立ち去った恋はなんだか猫みたい俺はなんだか野良犬みたい


こっそりと路上に引いた線を越え君の隣を歩きたかった


繋がった感覚がまだ残ってるうちにバイバイするこの気持ち


この夜の月を盗んでみせたってあなたを僕のものには出来ず


幸せを風船にして持ち歩きそして優しく風に手渡す

 

 

 

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