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君の声、姿、思い出、巡らせて時間を止めた陰日向にて
ひとかけら転がり落ちて無くなったたったそれだけそれだけのこと
何らかの塊がまだ残ってる胸を開けば君しかいない
不器用に噛んでるうちにとけそうな夏のキャラメルみたいな想い
今週の天気みたいな恋模様なんですけれど傘を忘れた
水のない世界で君に恋をして僕は魚になってしまった
まだ雨が君を優しく包むからもうちょっとだけ見つめていたい
午後四時の圧倒的なオレンジと甘く酸っぱい君との時間
ちょっと良い感じの夏の夕暮れはつかの間だよね恋に似ている
思い出がこぼれてしまいそうならばあなたを慕い星空を見る
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