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もう少し君といられる口実になるなら雨よ永遠であれ
雨の日が続いています何となく君を思ってぶるっとします
パレットにならべた色を溶かしても君の空には近づけなくて
君とよく会ってた頃に聞いていた歌が流れてどうにも出来ず
君のその世界に足を踏み入れることにどうして僕は戸惑う
不確かで誠実だったものが今こわれかけてる二人の息で
駅前のコンビニとかで待ち合わせしてから君と歩いた記憶
信号を待ってるうちに手を繋ぐタイミングとか探っています
傘をさす後ろ姿の君を見てこのまま僕は雨になりたい
コーヒーを飲みたい君と話したい二人っきりで雨を見てたい
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