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あの時の苺の味を忘れても君との甘い記憶は消えず
曖昧で消えてなくなりそうだった僕がなぞった君の輪郭
君からの風に吹かれて消えそうな流れる雲によく似た気持ち
頑なに前だけ向いているけれど横目で君を見ずにおれるか
君とまた同じテーブルにて過ごすランチタイムが儚く終わる
雨の音聞いてる訳じゃないんだよ耳を澄ましているんだ君に
君の髪、君の横顔、君の声、君の足音、君といる場所
待ち合わせしている街の風景に二人の影が映る瞬間
大切で他愛もなくて愛おしい君の目を見ているこの夜に
てなわけで何とか空を見上げたりしている誰も知らない朝に
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