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君のその謎めく笑みに魅せられて毎日まるで探偵小説


ビー玉がコロコロコロと転がって君に当たって止まればいいな


チクっとね胸に空いてる針の穴そこから恋がこぼれてく夜


水色の世界にすべり込んでみた君を探して金魚になって


思い出にしてしまうのが耐え切れず走って君を追いかけた夜


隠せないしっぽの様な恋心すき間が「好き」で全部埋まって


思い切り投げたら恋はブーメラン君に届かずこの胸刺さる


別れ際電車のドアで手を振るが走る車内で君はうつむく


君のこと好きですなんて言えないが恋とも違う愛情があり


気付いたら随分長く話したね言葉尽きない月よおやすみ
 

 

 

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