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君の背にジャングルジムが曲がってる魚眼レンズで覗いた世界
夏草の道で陽炎見つめてた記憶の底に君の面影
君といるためだけに今ここにある例えばそんなアイスコーヒー
大袈裟で実はとってもちっぽけな言い訳をして生きてるのかも
海までの距離を計ったようにしてサザンのテープ聞いた夏の日
眠たさと物悲しさの感覚に漂う午後は君を求めて
優しさを探していたら空っぽになった心に君が溢れた
地上にも宇宙があると知った夜もどかしいまま流星になる
空を見て虹がないこと知りながらちょっとすかして缶コーヒー飲む
黄昏を少しひっぱり間を持たせ夏の近くで君を待ってる
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