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ミルクティーたまに飲んだら思い出す苦味がちょっと君に似ている


なんとなく優しい気分欲しくってジャムとバターをパンに重ねた


とんがった鉛筆だからすぐ折れるけれど消さない君にひく線


手袋とニットキャップとマフラーと愛する君の白く吐く息


駅を出て黄昏月の横顔に足を速めて君の家まで


勢いで買っちゃったのはいいけれど箱のケーキが心配な件


重なれば形も何もありゃしないオレの直線キミの曲線


いつからか僕は言葉を探してたほんとは君を探してたのに


心ってやつを傾げて胸に当て君に埋もれていたいと思う


あと少し見つめ合ったらほどけそう蝶々結びひっぱりながら

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