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白線を踏まずに歩くジンクスを守って君と横断してる
傷テープ剥がしてすぐの指先の痒さみたいな恋のあとかた
体重を少しこちらに掛けてくる時の体温なんかが妙で
ぎこちない感じが少し何だかなって思いつつ抱きあっている
ポケットにほんの少しの幸せをこっそり入れて二人で歩く
涙色ぼやけていたら君がいて心の窓を洗ってくれた
自販機でミルクココアを買ったことわざわざ君に報告してる
振り向かず歩くってのも切ないが誰のせいでもない空の下
この日々に僕が見つけたミュージック小さな音で君に聞かせる
追いかけているでもなしに幸せな君にケセランパサランが飛ぶ
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