top of page

流れ星

どうしようもないことに
捉われたまま咽び泣き
あなたのこと思ってみたけど
何もない 何もない 何もない

行く先々で聞こえてくる
流行の唄になぐさめを
求めながら生きてると
風が心に絡まる

あらがうことも出来ないまま
日々は過ぎていくのに
夜はまるでシネマみたいに
思い出させる幸せだったあの日々

くだらないことばかりに
振り回されて泣き疲れ
あなたの声聞きたいけれど
何もなくて涙だけ滲んだ

もしもあなたが躓いたら
誰の胸にすがるのでしょう
私は遠いこの街角で
雨の音だけ聞いてる

星はいつも知らない顔
月は雲に隠れる
明かりが灯る窓に浮かんだ
あなたの影を追いかけこぼれる涙

どうしようもないことに
捉われたまま咽び泣き
あなたのこと思ってみたけど
何もない 何もない 何もない

くだらないことばかりに
振り回されて泣き疲れ
あなたの声聞きたいけれど
流れ星と涙だけしかない


 

bottom of page