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ジャムバター

目の前の世界が
壊れたハチミツみたい
何もかもが もう何もかも
役に立たないロボットみたいだ
ガラクタだらけの部屋

いつものように
トーストにジャムとバター塗って
笑っていて欲しいけど
君の涙は空を飛び
やがて海に落ちる
悲しいのは嫌だね

時々思うのは
汚れた窓の外に
例えば雨が降るとするだろう
そしたら街はきれいになるのかな?
いや俺がきれいじゃないけど

世界の声が
喧嘩をやめてくれないから
街の声が叫びにかわる
君さえいれば今だって
熱いコーヒーにミルクを
浮かべていられるのに

いつものように
トーストにジャムとバター塗って
笑っていて欲しいけど
君さえいればもう何も
何もなくていいよ
悲しみを風に飛ばすよ

悲しいのは嫌だね

 

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