ふたりだけの夜だから
優しく尖った心の隅っこに
小さな隙間が空いて
夏がそっと顔を覗かせた
夕暮れの影傾くのを合図に
寂しさが暴れ出す
今日はふたりだけの夜だから
甘えてもいいよ
駅前の路地やいつもの交差点
渡れば明日があるのかななんて
そんなことを考えてた
とっくに暮れた空に星はなくて
優しさ探してる
今日はふたりだけの夜だから
甘えてもいいね
理由もなく悲しくなるのだから
嘘でも笑えばいい
今日はふたりだけの夜だから
正直になろう
優しく尖った心の隅っこに
小さな隙間が空いて
君がそっと笑顔覗かせた