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星くず

誰かにしてみりゃ馬鹿げた
冗談じみた話も
二人にはどうだってよくない
ことだったあの頃

何かと比べてはがっかり
してるばかりの僕を
君は何か言いたそうな
顔して笑ってた

大切なことから日々に
流されてしまうね
理由らしい理由もないのに
少し少しずつ

ならべた夢の数だけ
ため息がこぼれる夜
なんだか僕は疲れて
君に横たわる

余計なものなんてないと思ってた
捨てちゃいけないと
なのにまた指からこぼれる
少し少しずつ

話した言葉を数えたら
同じことばっかりでさ
何だか可笑しく思えて
君と笑った

星くず散りばめながら
肩にもたれた

ふたりにしてみりゃ大切な
あれもこれも全部
かけらを拾い集めて
そっと繋いだ

優しく笑った

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