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硝子のメロディー
淡い夜の雑音に
まぎれ込むんだ
いつか観た映画の
あの場面みたいに
約束の歌
流せないままだった
ターンテーブルの上に
硝子のメロディー
置き忘れたのかな
慰めにもならなくて
ごめんね
非常階段を上り
星を探した
あれは確か夏だった
星座の名も知らずに
夜に隠れて
もういいかい?まだだよ
二人探した優しさも
見つけることが
出来ないままだったね
言い訳すら出来なくて
ごねんね
約束の歌
流せないままだった
ターンテーブルの上に
硝子のメロディー
置き忘れたのかな
朝なんて来なければ
いいのに
朝なんて来なければ
いいのに
淡い夜の雑音に
さよなら
流れた
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