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スローダウン

 

曖昧にスローになって曲がり角過ぎて
変わってゆく景色をバックに流してゆく
そんなふうにいつだってやり過ごしてきたよ
何かにそう、絡まって立ち止まってたんだ

 

答えのない話を
いつまでもしてる僕に
君はいつの頃から
気付いていたのかな?

 

狭い空の下繰り返してゆく場面を
何となくその場所で見過ごしていたけど
正解のない世界へ扉を叩いてみたんだ
思ってたよりも自由は優しくて

 

曖昧にスローになって風が消えそうで
僕らはもたれあっていたんだ
スローダウン

 

遠く離れた場所でよく似てる誰かと誰かが
同じように日々を生きてるんだ
手に届きそうでも掴みきれないほど
明日はどこにある?それさえも見えずに

 

印のない白い地図を
持て余している僕は
君のすぐ隣で
何を見てたんだろう?

 

遠い空の下ちっぽけな二人の影を
追い抜かしていく風に戸惑っていたけど
君の呼ぶ声が耳に囁いた言葉が
まだ見ぬ世界へと僕を誘うんだ

 

曖昧にスローになって風に吹かれたままで
僕らはふざけあってみたんだ
スローダウン

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